2012年6月5日火曜日

ナス エンドウ豆終了 吉田トマコ バーナー

 ナス
ナスのトンネルを外して、支柱を立て、サスを取り、誘引しました。
今年はかれこれ長いことトンネルの中にいましたね。
ナスは、トマトとは違い、上部に大きく開かせて支柱を立てて、2本の芽を伸ばして誘引していきます。
3本の芽を伸ばす方法もありますが、うちでは2本立てで育てます。やり方はその農家によって様々なんですね。
このナスなんですが、果菜畑の中で最もアブラムシが集まりやすいのです。
だから、棒を固定したり、サスを取るときにマルチをよく見て、ビニールの表面に油の霧をふいたようになった場所の木は、すべての葉っぱを裏返してよく見て、ついている場合は手で撫でるようにして虫をすり潰してしまいます。
今年はそれほどたくさんはいませんでしたが、3本ほどつき始めているものがありましたので、これから増えていくと思われます。
早めにHotな液+木酢で対処しなくては!
 こちらはスナップと絹サヤです。
黄色くなりはじめ、うどん粉も出だしましたので、絹サヤ,スナップエンドウとしてはもう終了ですね。
これらの豆が終ると、そろそろインゲン豆が始まります。

お疲れ様!また来年!!

と言いたいところですが、残った膨らみ過ぎてしまった豆を採って鞘をむき、グリーンピースとしても使えますので、もう少しだけこのままキープです。
 これは、毎年同じ所から出てくる吉田農園オリジナルのトマトです。
名前は『吉田トマ子』
 ハウスの苗置き場と、植え木場の間から毎年生えてきて、何もやらないのに実をつけます。確か先代が10年ちょっと前くらいに、九州のどこかの固定種だか何だかの種をどこからか貰って、試しに植えたところ、ここに定着して以後この場所が夏の間の定位置になっています。
因みに、3年前と2年前に、この出てきた苗を、ちゃんとした圃場に移植しましたが、うまく育ちませんでした。私は、自分の居場所と信念を曲げない感じが好きです。
大きさはフルーツトマト位で、味は、フルーツトマトだぁ?一昨日来い!!と言わんばかりの男っぽい濃いトマト味です。名前は「トマ子」って女子気味なんですけどね。
このトマトは普通には育てていません。数は生えてきた本数だけですので、その年によって収量も違います。
だから、うちのトマトの中でも希少な品種といえます。





火炎放射

これらは農家のデンジャラスアイテムの一つ バーナーです。どれも1300度前後の火を吹いて色々燃やしますが、それぞれ火力や用途があります。

吉田農園は農薬の類を畑に使用しません。
だから、虫だとか草だとかは基本は手で殺しますし、草もむしります。
ただ、毛虫などの触れないものや、びっしり草だらけになったエリアなんかはまとめて焼きます。
↑これは、可燃性ガスを使ったガスバーナーです。パワーは中位ですが、燃費が悪いので使うところは限られます。
以前アーティチョークがアブラムシだらけになっていましたが、その時に、葉は燃えないけど、アブラムシは焼け死んでしまう程度にさっと火を入れました。以前の文章にはDeath Souseのホットな一撃!とか書きましたが、あの後雨が降ってしまい流れてしまいましたので、物理的にホットな一撃を加えました。
ただし、これは最終手段です。葉にもある程度のダメージはおこりますし、焼くことの出来る作物も限られますので、本来は木酢液等で散らします。(ナスやキュウリ等にこれをやると、たぶん木自体が死滅しますし、マルチや敷き藁が危険過ぎます)

 ←これは灯油のバーナーで、火力はうちの中で最強です。
試しに毛虫だらけになってしまったお茶の木→の毛虫を退治しましたが、毛虫だけでなく、こうなります。

因みに、この場所にハーブを植えようと思っています。近々このお茶の木は取り除きますが、木を取り除くときに毛虫がいる方が困るので、今回はこれで正しいのです。

このバーナーは火力も重量もあるので雑草用です。




これはピンポイントで毛虫やカイガラムシ等を焼くときに使います。
使うと→のように木全体にはダメージがいきません。
軽いので使いやすですが、いかんせんパワーが少ないので、ぼさぼさになった草にはあまり効果ありません。


と、こんなバーナー類ですが、枯れ草や、ビニール類の近くで使うような暴挙には出ません。
使い方は、燃えづらい青い葉や、みずみずしいものをターゲットとして使うものなので、もしご自分の家庭菜園や、庭いじりなどで使われる方は細心の注意を払って使ってください。
ボサッとして使っていると火事になる可能性のある、非常に危険なものです。

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