2012年6月26日火曜日

一週間ぶり


 この一週間ブログ全然触ってませんでした・・・そういえば台風以来です。
だから、今更ですが、台風が来た後の畑の様子からです。

右:台風直後のトウモロコシ畑です。
バッチリ寝てしまっていますね。全滅かと思いました。でも、このトウモロコシ達は、この後再び自力で立ち上がります。祖母曰く、トウモロコシは昔から、倒れてしまった後に人の手で立ち上げては、根をいためるからダメだと言われてきたそうです。実際にこの日の夕方には雄穂は上を向き、今ではバッチリ起き上がってます。根って大切です。

中:これはインゲンです。
横風にあたり、根元が切れてしまったものもあるので、葉はしおれてしまい。実も擦れて傷だらけでした。蔓が絡まっていて支柱に触れず、立て直すことが出来ないので、このまま様子を見ます。
6/26現在は何本かは基から切れていたので既に枯れてしまっているものもありますが、それでもたくさんの実をつけてくれました。
ただ、この時のダメージは完全には拭えず、そろそろお終いっぽいです。

右:トマト,キュウリです。
こっちはそんなにダメージありませんでした。
同じ支柱で支える野菜でも、これだけの差があるのは、刺さっている支柱の深さではありません。
この差は方位です。
インゲンは東西の方向に畝を作ってありますが、果菜類は台風のシーズンまで立っていることがある上に、今年は南側に壁となる建物が無い畑なので、南北方向に畝を作りました。
こうすることにより、台風の風は北に抜けていくことが出来、支柱にも野菜にもダメージが少なかったんです。
  

 すごい野菜を作りたいな と考えていて、何気なく種袋を見ていたら、かなりインパクトのある袋を見つけてしまい、即購入しました。
この野菜はビーツです。ビーツの中でも甘みが強い品種です。
断面は、凄いです。昨年から導入したのですが、ビーツの持つ独特の土の匂いは、デトロイト種という真っ赤なものよりは少なく、誰かのいたずらで、食紅でも入れたんじゃないかというぐらい強いインパクトのある野菜です。
残念ながらビーツ自体が、日本ではあまりたくさん売れるものでもないので、生産量は極少量です。主にレストラン関係で声がかかる野菜ですね。
ビーツはアカザ科のものなので、ホウレンソウなんかの仲間であるのですが、同じ仲間に砂糖大根も所属しており、カブの部分の甘さはその影響ではないでしょうか。
ビーツの調理方法は、酢と塩を加えて水から茹でて、茹であがったら皮を剥き、料理するものみたいです。
酢漬けにして食べることもあるみたいです。ちなみにこの品種は、イギリスでよく育てられているようですが、イギリスではピクルスにして食べることが多いみたいですね。
そうそう 品種名は、Tonda di chioggia(トンダディチオッギア)です。なんだか舌噛みそうな名前ですよね?うちではシマシマのカブと呼んでます。

 落花生
苗が程良く育ったので(左)、植えました(右)。
 昨年のピーナッツは売り切れてしまいましたので、作業中のつまみ食いが無くなって、口寂しいです。
早く大きくなってほしいです。
落花生は収穫しても、すぐには食べられません。生落花生のように茹でて食べることは可能なのですが、生はすごく痛みが早いので、大半は煎ります。
この収穫から煎りあがりまでが約1ヶ月半位はかかるので、私の口に入るのは秋も終盤です。
うちのピーナッツ凄くウマいので、こうご期待です!

これらは、カラスをはじめとする鳥のあん畜生の仕事です。
こうなると野鳥愛護団体とか訳分からない!というような怒りがこみ上げてきます。
トウモロコシには防鳥ネットとテグス。トマト畑にはテグスをはりめぐらせて防御しました。
でもね、防鳥ネットにしろテグスにしろ、タダではないし、手間はかかるし、片付けるのも場所も食うので、ホントに害鳥の奴らには腹が立ちます。

 そんなネットに今日は客がいました。
何鳥かは分かりませんが、引っかかってジタバタしてたので、腹立たしかったけど外してやりました。しかも、ネットの一部は切るハメになりました。
どこか怪我したみたいですが、ネットに穴をあけてまでして外してやる、というところまでしか優しさが出ませんでしたので、後は猫の餌になろうが、カラスにつつかれようが勝手にしてほしいものです。
これが、スズメやカラスやハトだったりしたら、そのまま案山子にするので自由になっただけ良い方です。









おかげさまで、トマト第1号が収穫です。
今年は気温が低かったので時間かかりました。残念ながら、厳密に言うと、初ものは鳥の餌でしたから、第4号位?です。
これから気温の上昇とともにたくさん色づいてくれることを期待してます。

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